今回は全国展開している家電No.1の株式会社ヤマダホールディングス(9831)。
家電で有名なヤマダ電機やベスト電器などで使える株主優待券、10万円以下で買える株でも人気です。 グループ全体で売上も1兆円を軽く超え、総資産も1兆円超えています。
個人的には「株式会社ヤマダファイナンスサービス」を設立し金融事業に参入したのには驚きました。 家を購入するときは家電もセットですからかなりの需要が見込めます。予想ですが、マイホームのローンと別に家電を揃えると冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、オーブンレンジ、照明器具、テレビ、電話、各部屋にエアコン等々必要で100万円以上かかるのが、家電家具付き物件としてローンに組み込むぐらいは行うと思います。さらに家電分はポイント数倍とか付けば住宅事業はかなりの売上をあげると想定します。
権利確定日、購入費など
情報をまとめました。100株初年度、2021年07月13日の株価を参考にしています。
単元株数 | 100株 | 権利確定月 | 3月末日・9月末日 |
最低購入金額 | 50,888円 | 優待券発行月 | 6月下旬・12月中旬 |
配当利回り | 3.54%(1株18円) | 優待利回り | 2.94% |
配当利回りと優待利回りで合計6%超えているのはかなり優秀だと言えます。
もちろん株はリスクもありますので、自己責任となります。
株主優待の内容
持ち株数 | 優待内容 3月末 | 優待内容 9月末 |
100株以上 | 500円分 | 1,000円分 |
500株以上 | 2,000円分 | 3,000円分 |
1000株以上 | 5,000円分 | 5,000円分 |
10000株以上 | 25,000円分 | 25,000円分 |
全国展開しているためか、ネットでは株主優待券は使えません。(ビックカメラはネットショップで使えます。)
参考までに、下記の物には株主優待券を利用できません。
通信販売(ヤマダウェブコム、ヤマダモール、電話注文等) 修理代金、工事代金、部品代金、レストラン、商品券等の金券、リサイクル料金等 生活雑貨も取り扱っていますので、使い道はいろいろあります。
優待内容改悪 (気になる方)
2021年は株主優待券の内容を変更について、話題になりました。
ざっと、 内容は2021年2月4日開催の取締役会において、株主優待制度の変更が議題となり、 100株以上~500株未満の優待内容を半分(通期1500円)にして、保有株数に関係なく長期継続保有優遇制度も廃止されるという衝撃報告でした。
2021年3月末日現在(基準日)の株主名簿に記載又は記録された株主様から株主優待制度を変更させていただきます。と決定事項として報告書に記載がありました。 では、以前はどういった優待内容だったの?が気になる方もいるかと思いますので、100株保有だった場合を記載します。
旧株主優待の内容
持ち株数 | 優待内容 3月末 | 優待内容 9月末 |
100株以上 | 1000円分 | 2,000円分 |
【長期継続保有優遇制度】2年以上継続保有 (100株以上)
3月末に2000円 9月末に500円 年間で5500円株主優待券をいただけていましたが、1500円に変更となるので思い切った変更だったと思います。
確かに、ヤマダホールディングスの株主の総数が約30万人もいるので、優待の金額も半端ないです。 旧優待5500円(通期)ー新優待1500円(通期)=4000円の減額となります。 4000円×30万(人)=12億円がうきます。 (ちなみに2019年大塚家具の買収額は約44億円。) これを事業に充てて勝負していって欲しいです。 今までが払い過ぎということもありますが、変更内容が大きいですね。 |
とりあえずまとめ